Aloha kākou ! E komo mai !
皆さまご機嫌いかがですか？ カウアイ島在住 の Kanako です！
さて、今日は私の住むハワイ州にあるカウアイ島について紹介します。
Mākaukau？それでは早速はじめましょう！
カウアイ島ってどこにあるの？
カウアイ島がどこにあるか皆さんご存知ですか？
そうです、ハワイの主要8諸島のうちの1つがカウアイ島です。
私は恥ずかしいことに、主人と出会うまでハワイに行ったことも無ければ、カウアイ島という島が存在することすら知りませんでした。
カウアイ島は、ハワイ諸島の中で 最北端 に位置しており ハワイ最古の島 としても有名です。
ハワイ諸島はそれぞれが火山活動によって形成され、カウアイ島は約500万から600万年前に海面に姿を現したと言われています。さらに昔はニイハウ島と地続きになっていたと考えられているようです！
最北端のカウアイ島に続き、オアフ島、モロカイ島、マウイ島、ラナイ島、ハワイ島 と古い順にハワイの島々は並んでいます。カウアイ島が誕生した約600 万年前と比べるとハワイ島は50～60 万年前に誕生したまだまだ若い島なんですよー！
そんな歴史あるカウアイ島は別名ガーデンアイランド（ Garden Island ）と呼ばれていて、壮大な歴史を物語るほぼ手付かずの大自然が楽しめるんです。
特にナ・パリ・コースト（ Na Pali Coast ）の壮大な断崖や、ワイメア・キャニオン（ Waimea Canyon ）の鮮やかな色合いは観光客に大人気。そんな自然豊なカウアイ島は環境保護に力を入れていて、リゾートの数も他の島に比べると少なめなんです。訪問者数を抑えることで自然環境を守る取り組みが続けられています。ヤシの木より高い建物を建ててはいけない という法律もあるんですよ！初めて聞いた時はびっくりしました！主人が冗談言ってるのかと思っていました。笑
また、カウアイ島にはハワイアンの伝説もたくさん残っていて、スピリチュアルなエネルギーを感じられる場所としても愛されています。地元の人々もめちゃくちゃフレンドリーで、島全体に「アロハ・スピリット」が根付いています！
目が合えばニッコリ、知らないおばちゃんに声をかけられることもよくあるし、なんか大阪のあったか〜い感じ思い出すんですよね。
カウアイ島の大きさと人口
カウアイ島は ハワイ島、マウイ島、オアフ島 に続きハワイ諸島の中で４番目に大きい島です。
4番目に大きいと言っても、私の出身地である大阪府と比べると一回り小さいサイズの島で、４時間もあれば島の端から端まで移動できちゃいます。ただ、カウアイ島はぐるーっと一周することは出来ないんです。船かヘリコプターでしか行けないところがあるんですよ〜！
| 島 | 面積 | 人口 |
|---|---|---|
| ハワイ島 | 10,433.5 km² | 約 20 万人 |
| マウイ島 | 1,999.4 km² | 約 17 万人 |
| オアフ島 | 1,547.8 km² | 約 100 万人 |
| カウアイ島 | 1,430.5 km² | 約 7 .5 万人 |
| モロカイ島 | 674.5 km² | 約 7 千人 |
| ラナイ島 | 364.3 km² | 約 3 千人 |
| ニイハウ島 | 175.0 km² | 約 2百人 |
オアフ島とカウアイ島の大きさにあんまり差はありませんが、人口の差がすごいですね！
これでも、私が引っ越ししてきた頃より約2千人ほどカウアイ島の人口も増えているんですよ！
ちなみに今回、ハワイ主要8諸島のうちの1つであるカホオラヴェ島の情報をリストに載せていないのは、無人島とされているからです。カホオラヴェ島について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
ハワイ諸島の色と花
ハワイ主要8諸島にはそれぞれ島の色と島の象徴が定められているのをご存知でしょうか？
| ハワイ島 | 赤 | オヒアレフア |
| マウイ島 | ピンク | ロケラニ |
| オアフ島 | 黄 | イリマ |
| カウアイ島 | 紫 | モキハナ |
| モロカイ島 | 緑 | ククイ |
| ラナイ島 | オレンジ | カウナオナ |
| ニイハウ島 | 白 | ニイハウシェル |
| カホオラヴェ島 | グレー | ヒナヒナ |
カウアイ島の象徴は、カウアイ島のみに生育する固有種の モキハナ（ Mokihana ）です。
1923 年にカウアイの島花に指定されました。このモキハナの実は元々緑色ですが、完熟すると薄紫色になることから島の色も紫に指定されています。モキハナの実はとても香りが強いのが特徴です。そして直接触るとかぶれてしまうことから、レイを作る際にはマイレの葉と編み込んで作ることがほとんどのようです。
カウアイ島の見どころ
カウアイ島の１番の魅力、それは手付かずの大自然！
上記にも挙げたように、カウアイ島は別名 ガーデンアイランド （ Garden Island ）と呼ばれています。
カウアイ島の中央にそびえ立つ ワイアレアレ山（ Mt.Waialeale ） は標高約1,569メートルの火山です。この山は「 水があふれる場所 」という意味を持ち、その名の通り世界で最も降水量を記録する場所の一つとして有名です。
年間平均降水量は10メートルを超えることもあり、ほぼ年中霧や雨に包まれています。この山の近くを運転すると、山の近くだけ雨が降ってたなんてこともしょっちゅうです！この恵みの雨が豊で緑あふれるカウアイ島を作り上げているんですね！
そして、ワイアレアレ山（ Mt.Waialeale ） は独特の生態系と自然の美しさも魅力の一つ。例えば、ワイアレアレの湿地には、ハワイ固有の植物や珍しい花々が育ち、この場所でしか見られない生物も多々存在しているので、豊かな自然の宝庫として保護されています。
カウアイ島で撮影された映画
カウアイ島では多くの映画が撮影されていることをご存知ですか？
1934年 に撮影された White Heat をはじめ、これまでに 60 を超える映画がこの島で撮影されてきました。
以下はカウアイ島で撮影された有名な映画のいくつかです。
- 南太平洋 (1958)
- キング・コング (1976)
- インディ・ジョーンズ／レイダース 失われたアーク《聖櫃》 (1981)
- ハネムーン・イン・ベガス (1992)
- ジュラシック・パーク (1993)
- パイレーツ・オブ・カリビアン／生命の泉 (2011)
- ファミリー・ツリー (2011)
- ジュラシックワールド(2015）
他にも、エルヴィスプレスリー主演の「 ブルーハワイ 」「 ワイルドスピード/スーパーコンボ 」「 アバター 」もカウアイ島で撮影されたシーンがあります。そして日本で話題になった映画「ハナレイ・ベイ」村上春樹さんの短編小説を基に映画化されたもので、こちらも実際にカウアイ島で撮影されたシーンがあります！どのシーンか分かる方はいらっしゃいますか？
そんなカウアイ島には映画撮影地を巡るツアーもいくつかあり、映画ファンにとっては魅力的な体験ができるんです！
こういったツアーでは、カウアイ島の代表的なロケ地などを訪れ、「 ジュラシック・パーク 」や「 インディ・ジョーンズ 」といった名作のシーンが撮影された場所をじっくりと楽しめます。ツアーガイドが各スポットで映画のワンシーンを説明してくれることもあるようで、実際に映画の中に入り込んだかのような気分に浸れること間違いなしですね！
カウアイ島の映画撮影地ツアーが気になる方はこちらからどうぞ！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
カウアイ島の魅力が少しでも伝わりましたでしょうか？
カウアイ島にはオアフ島のようにハイブランドが立ち並ぶショッピングセンターは残念ながらありません。
しかし、カウアイ島にはカウアイ島の魅力があります。
大自然の中でほっと一息ついてみたり、目を瞑って人生に感謝したくなる、そんな場所なんです。
オアフ島に行くついでに日帰りで！ではなくて 、是非カウアイ島旅行を計画していただきたいと思います！
それでは皆さま素敵な１日を！また次の記事でお会いしましょう！
Mahalo nui loa ! ’A hui hou !
