Aloha kākou ! E komo mai !
皆さまご機嫌いかがですか? カウアイ島在住 の Kanako です!
さて、今日はハワイに来たなら食べていただきたい!ハワイアンフードを紹介します!
この記事ではお馴染みのハワイアンフードを始め、何それ?!聞いたことない!食べたことない!そんなハワイアンフードも紹介していきますね!
Mākaukau?それでは早速はじめましょう!
Loco Moco ( ロコモコ )
日本でもよく耳にする、ロコモコ!ハワイアンフェアなどのイベントや、ハワイをテーマにしたカフェで必ずと言っていいほどメニューにあるのがロコモコです。ハワイのロコモコは白米にハンバーグステーキがのっていて、その上に目玉焼き、そしてブラウングレービーがかかった一品です。
ロコモコという名前の由来、ご存知ですか?
1940年代にハワイ島ヒロのレストランで、地元の高校生が「ご飯の上にハンバーグをのせたボリュームのある料理を作ってほしい!」とリクエストしたことがきっかけで生まれた食べ物で、名前を考える際、地元の言葉「 Local 」( ロコ、ローカル )を使い、響きの面白さで「モコ」が加えられ、「ロコモコ」となったと言われています!
ちなみに、日本で見るロコモコのほとんどはデミグラスソースがかかっている気がしますが、ハワイのロコモコはデミグラスソースではなく、ブラウングレイビーです。
ブラウングレイビーの起源はアメリカ本土にあります。
ハワイでは、甘みや醤油の風味が加わりハワイアンスタイルのブラウングレービーに変化したようです!
お店によってグレイビーの味が違うので、私はいつもソースは横に添えて下さいと伝えています。
「 Please put the sauce on the side プリーズ プット ザ ソース オン ザ サイド 」と伝えましょう!
また、ハンバーグステーキの上にのせる卵の調理方法を選べるレストランがほとんどです。
「 How would you like your egg? 」と聞かれたら以下を参考にして伝えてみて下さいね!
目玉焼き | Sunny side up | サニーサイドアップ |
黄身が流れ出す状態 | Over easy | オーバーイージー |
黄身が少し固まった状態 | Over Medium | オーバーミディアム |
黄身にしっかり火が通った状態 | Over Hard | オーバーハード |
スクランブルエッグ | Scramble | スクランブル |
Ahi Poke( アヒポケ )
こちらも皆さんお馴染みではないでしょうか?アヒポケです。
アヒはマグロのハワイ語で、ポケは切る、スライスするを意味するハワイ語です。
つまり、アヒポケ=スライスされたマグロ を意味しています。
ポケの起源は古代ハワイに遡ります。ハワイ先住民は新鮮な魚を捕り、塩、海藻、ククイナッツの粉でシンプルに味付けして食べていましたが、最近ではハワイに移住してきた日本人や韓国人の影響で、醤油やごま油などの調味料が加わり、現在のポケへと変化していきました。
カウアイ島では、ポケは大体どこも量り売りです。
注文する際は様々な味付けのポケからお好みのポケを選び、どのくらいの量が欲しいかを伝えます。
以下を参考にして、注文してみて下さい!
1パウンド =約453グラム 「 One pound ワンパウンド 」
0.5パウンド = 約226グラム 「 Half a pound ハーフ ア パウンド 」
0.25パウンド = 約113グラム 「 Quoter a pound クオーター ア パウンド 」
日本ではポケのことをポキと発音することが多いようですが、ハワイ語はローマ字読みとほぼ同じ読み方です。なので、Poke はそのままポケと発音するのが正しいので覚えておきましょう。ポキと言っても伝わらないので注意!
Spam Musubi( スパムむすび )
続いて紹介するのはスパムむすびです。
スパムむすびは、ハワイを代表する軽食の一つで、スパムを焼き、ご飯の上にのせて海苔で巻いたシンプルな料理です。
スパムむすびの発祥はハワイです。その背景には第二次世界大戦中のハワイの食文化があります。
当時、保存がきくスパムが多く輸入されるようになり、地元の人々の間で重宝されました。戦後もその文化は続き、スパムを活用したさまざまな料理が生まれる中で、スパムむすびも誕生しました。
スパムむすびはスパムむすびでも、ハワイには色々な種類のスパムむすびがあります!
1. 卵入りスパムむすび
スクランブルエッグが一緒に挟まれています
2.照り焼きスパムむすび
スパムを照り焼きソースで味付けしたもの
3.アボカドスパムむすび
スライスしたアボカドが一緒に挟まれています
4.フライドスパムむすび
スパムむすびにパン粉をつけて揚げたもの
沖縄でもスパムは非常に人気がありますし、日本でも気軽に手に入れることができるスパムですが、是非ハワイで様々なスパムむすびを食べてみて下さい!
Kulolo( クロロ )
次はハワイの伝統的なデザート、クロロです。
タロ芋、ココナッツミルク、ブラウンシュガーで作られるとてもシンプルなデザート。
これらの材料を混ぜて、葉で包み、イムと呼ばれる地中の土窯で蒸し焼きにするのが伝統的な調理方ですが、現代では蒸し器やオーブンで調理されるようになりました。
ねっとりとしていて、お餅のような感じです。お餅ほど弾力はないので小さな子供でも食べやすいと思います!
味と匂いは、子供の日に食べるちまきの味に近いような気がしました!
カウアイ島はタロ芋の生産が盛んなので、スーパーやベーカリーショップでもクロロが気軽に買えます!
ハワイの文化や歴史を感じたい方は是非このクロロ、試してみて下さい!
Malasada( マラサダ )
揚げドーナツと認識されることが多いマラサダ。実はマラサダは19世紀後半、ハワイのサトウキビ産業が盛んだった時代にポルトガルからの移民によって伝えられました。
彼らは農場で働くためにハワイに移住し、作り、守り続けていたポルトガルの味が今ではハワイのローカルフードとして親しまれています。
ふわふわの生地を油で揚げ、砂糖をまぶしたものが一般的なマラサダですが、ハワイのマラサダは中にクリームが入っているのが特徴です!チョコレートやカスタードクリームをはじめ、パッションフルーツやココナッツクリームなどハワイならではの味も楽しめます。( もちろん、クリーム無しのマラサダも購入できます )
Shave Ice( シェイブアイス )
最後はこちら、シェイブアイスです!
シェイブアイスは日本のかき氷がルーツで、日本からの移民がハワイにこのスイーツを持ち込みました。
ハワイ風にアレンジされ、シロップの種類が増えただけでなく、アイスクリームを底に入れたり、パッションフルーツやココナッツなどのトロピカルなフレーバーも加わり、見た目もカラフルになりました。
生のフルーツをトッピングすることが可能なお店もありますよ!
この3色のシェイブアイスは「 レインボー 」と呼ばれており、子供にとっても人気の一品です。
お店によって赤、黄、青それぞれのシロップの味が異なりますので、注文の際に確認してみて下さいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
馴染みのある食べ物でもハワイで食べるのと、日本で食べるのとではやはり味が違います。
それぞれの食べ物にある歴史や様々なストーリーを想像しつつ、楽しんでいただければと思います!
カウアイ島で食べるなら…
ロコモコはここ!
Oasis on the beach( オアシス オン ザ ビーチ )
住所 4-820 Kuhio Hwy,Kapaa,HI 96746
電話 (808)822-9332
https://oasiskauai.com
ここのロコモコ、グレービーが絶品でめちゃくちゃ美味しかったです!
ポケはここ!
Konohiki Seafoods( コノヒキシーフード )
住所 3-4301 Kuhio Hwy #102, Lihue, HI 96766
電話 (808)245-1707
https://konohiki-seafoods.res-menu.com
ここのスパイシーアヒポケは間違いなくカウアイ島で一番美味しいです!
スパムむすびはここ!
Pineapple Express Kauai( パイナップルエクスプレス )
電話
https://pineapplexpresskauai.wixsite.com/pineappleexpress
フードトラックなのですが、ここではフライドスパムむすびが食べられます!
マラサダはここ!
Kauai Bakery
住所 3-2600 Kaumualii Hwy, Suite1526 Lihue, HI, 96766
電話 (808)320-3434
https://mykauaibakery.com
様々な種類のマラサダが楽しめます!売り切れ注意!
シェイブアイスはここ!
Wailua Shave Ice
住所 4-831 Kuhio Hwy #206 Kapaa, Hawaii 96746
電話 (808) 634-7183
https://www.wailuashaveice.com
レインボーはもちろん、ハワイならではの味やトッピングが楽しめるかき氷が食べられます!
それでは皆さま素敵な1日を!また次の記事でお会いしましょう!
Mahalo nui loa ! ’A hui hou !