Aloha kākou ! E komo mai !
皆さまご機嫌いかがですか? カウアイ島在住 の Kanako です!
憧れのハワイ!初めてのハワイ旅行!
ハワイに限らず、アメリカへ来て戸惑うのが 「チップ文化」ではないでしょうか?
日本にはない仕組みなので、いざレストランで会計となったとき…
「チップっていくら払うの?」
「カード払いのときはどうやって書くの?」
「レシートの数字、どこを見ればいいの?」
と不安になってしまう方が本当に多いと気づきました。
私も、渡米当初はまったく分からず、そしてチップを払うことに対してかなり抵抗がありました。
そんな私も今はハワイでレストランスタッフとして働いています。
レストラン側の流れまで知っている私がアメリカでのチップの払い方を、わかりやすく丁寧に解説します。
これを読めば、ハワイでも、アメリカ本土でもレストランの支払いで迷うことはありません!
ぜひ旅行前・移住前にチェックしてみてください!
Mākaukau?それでは早速はじめましょう!
そもそもアメリカのチップ文化とは?
アメリカでは、レストランやホテルなどでチップを支払うのが一般的です
日本では馴染みがないので、毛嫌いする方が多いですが、実はアメリカではチップが必要な理由がちゃんと存在しています。
ここからは、まずその理由をわかりやすく紹介します。
チップが必要な理由
アメリカでは、チップは「気持ち」ではなくサービス料金の一部として扱われています。
そしてもうひとつ、日本と大きく異なるのがサービスの受け方です。
アメリカのレストランでは、手を上げてウェイターを呼ぶのはマナー違反 とされています。
なぜなら、スタッフにはそれぞれ 担当するテーブル(=お客様)が決まっているから。
つまり、あなたのテーブルにサービスをする人は最初から決まっていて、その人がしっかりお世話をするという仕組みになっています。
だからこそ、その担当サーバーに対して「ありがとう」の意味を込めてチップを渡すのです。
|レストラン
サーバーがテーブルまで来て注文を取り、料理を運び、片付けまで担当してくれる形式(最低でも15〜20%が基本)
|バー
ドリンク1杯のみでもチップを渡すのが一般的( 1杯につき $1〜2)
|タクシー・配車サービス
サービスの質に応じて(10〜20%)
|ホテル
荷物を運んでくれたり($2〜$5)部屋に食事を届けてくれた場合(食事代金の10%〜15%)
|ツアーガイド・アクティビティ
体験型のアクティビティはチップ文化が強いです(体験した内容にもよりますが$5〜$20)
|ファストフード・セルフサービス系
マクドナルド、サブウェイ、フードコート(チップ不要)
|テイクアウト(持ち帰り)
料理を持って帰るだけの場合(チップは任意。払う金額もあなた次第)
カード決済の流れ
アメリカのレストランでは、カードで支払ったあとにレシートへチップを書き足す方式が一般的です。
「カードを返してもらった後なのに、書き足した金額はどうやって決済するの?」
「記入しないとどうなるの?」
「書いた金額と違う金額を取られたりしない?」
そんな疑問を多数SNS上で見てきました。
ここではその仕組みを、できるだけわかりやすく説明します。
アメリカのレストランでカード決済すると、最初に行われるのは 「仮決済(Authorization)」 です。
①カードを渡す → 料理代のみが「仮決済」される
例:料理代が $100の場合、この時点では $100だけが一時的に押さえられます。
② レシートが戻ってくる(Tip欄がある)
お客さんはここにチップ金額を書き、Total(合計)を記入します。
③ お客さんが帰ったあと、店側がチップを入力する
サーバー(担当ウェイター)が、レシートに書かれた「Tip」と「Total」を POSシステムに手入力 します。
④ お店が“最終金額”をカード会社に送信する
ここで初めて料理代 + チップ を合計した金額が正式に決済されます。これが 「最終決済(Capture)」です。
つまり、カード決済は2段階方式(仮決済→最終決済) になっているんです!
カード決済への疑問と不安
ここで、皆様の頭に浮かんだであろう、カード決済への疑問と不安を解決したいと思います!
Q1:書いた金額と別の金額を入れられたりしない?
基本的に ありえません
レシートに書かれた
- Tip(チップ)
- Total(合計)
はサーバーがそのままシステムに入力します。
お客さまが記入した金額と異なる数字を入力することは重大な不正行為(Criminal) です。
店もスタッフも即処分されます。だから、記入した金額と違う金額で請求されることは基本的にありえません。
基本的にレシートはお店用、お客様用として2枚渡されます。
どちらにも必ず同じことを記載し、不安であれば2枚並べてスマホで写真を撮ります。
そして必ずお客様コピーの方を持って帰る!これを徹底することで、もしもの時に備えることができます!
Q2:そもそもカードを預けるのは大丈夫なの?
アメリカでは様々な場所でカードを一度預けるスタイルが標準です
カードをほんの数分預かり、決済して返すのが普通です。
レストラン側は当たり前ですがカード番号を控えたり、写真を撮ることは禁止されています。
最近では席まで支払い端末を持ってきてくれて、その場で決済することが可能なレストランも増えています。
どちらにせよ、基本的にカードを預けることに関して不安になる必要はないです。
Q3:カード情報を盗まれたりしない?
一般的なレストランではまずありません
理由として
- POSシステム上で暗号化されている
- カード番号を手元に残すことは禁止
- 不正があれば即解雇・警察案件
- 店全体に大きなリスクがある
特にハワイは観光地なので、カード情報の扱いにはとても厳しいルールがあります。
もちろんゼロとは言い切れませんが、
通常のレストランで盗難が起きる確率は非常に低いです。
Q4:2回決済されたりしない?
仕組み上、こう見えることは実はあります!ですが、実際に二重で引かれることはありません!
理由は…
仮決済(Authorization)と最終決済(Capture)の2つが一時的にどちらも表示されることがあるから。
仮決済は後で自動的に解除されるので、
最終的に請求されるのは “チップ込みの1回分だけ”
アプリで見ると「え、二重?」と不安になるのは、この仮決済が残っているためです。
レシートの書き方をわかりやすく解説
さて、カード決済の仕組みが分かったところで、レシートの書き方にうつりましょう。
「どこに何を書けばいいの?」と迷う方がとても多いです。
ここではレシートの見方と書き方を、できるだけ簡単に説明します!
6人以上など、団体での利用で20%のチップを自動的に加算するシステムを採用しているレストランもあります。
団体でレストランを利用する際は、レストラン入店時もしくは予約時に確認することをお勧めします。
チップをクレジットカードで支払う場合

一番上に見えているTotal($30.05)が仮決済で抑えられた金額です。
チップで渡したい金額のパーセンテージを選んでチェックを入れるか、もしくはCUSTOM TIPの部分に自分で金額を記載します。
20%を選べば($5.74)のチップが仮決済金額に上乗せされるので、合計支払い金額が($35.79)になります。
チップを現金で支払う場合

今回はTotal($50.89)が仮決済で抑えられた金額です。
チップの部分にはシンプルにCashと書き込む、もしくは$0と記入します。
そしてTotalの部分に仮決済で抑えられた$50.89と書き込むのをお忘れなく!

こんな感じで現金をレストラン用のレシートを一緒に挟んで置いておけばOKです!
チップを考える目安|いいサービス・悪いサービスの違い
チップは『必ず◯%払わなきゃいけないもの』ではなく、受けたサービスに対する感謝の気持ちとして考えると分かりやすいです。
ここでは、チップを考えるときの目安になる
「いいサービス」と「正直うーん…と感じるサービス」の違いを紹介しますので、今後の参考にしてください!
いいサービス
こんな対応をしてもらったら、
20%〜のチップを残す人が多い。
- 笑顔で挨拶してくれた
- 注文や説明が丁寧で分かりやすい
- ドリンクのお代わりを聞いてくれた
- 料理はどうか気にかけて声をかけてくれた
- 小さなトラブルにすぐ対応してくれた
特別なことをされなくても、「気持ちよく過ごせたな」と感じたら十分。
普通のサービス
サービスが可もなく不可もなく、という場合。
- 注文は普通に取ってくれた
- 特に会話はなかったけど問題もなかった
- 待ち時間や対応も許容範囲
この場合は、
15%〜を目安にすると無難。
正直、いいとは言えないサービス
こんなケースでは、
チップを少なめにしたり、無理に残さなくても大丈夫。
- 明らかに無愛想、対応が雑
- 注文ミスが多いのにフォローがなかった
- 全く戻ってきてくれない
- 失礼だと感じる態度があった
「チップを払わない=無礼」ではない。
サービスへの評価として支払わないを選択するのもあり。
合わせて知っておきたいポイント
- 混雑や人手不足など、スタッフの責任ではない状況もある
- キッチンの遅れ=サーバーの問題とは限らない
- 迷ったら「普通」扱いでOK
あきらかにお店は暇そうなのに、全く様子を見に戻ってきてくれないのか、お店が混雑していて様子をなかなか見に戻れないのかを私たちの目で判断することも大事です。
まとめ
飲食店で働いていると、やはりどうしてもアジア人のチップに対しての意識の低さと知識の無さが目にとまります。
『郷に入れば郷に従え』
日本よりサービスが悪いのに!と日本のサービスと比べるのはやめましょう。
最初は戸惑ったり不安になったりして当たり前です。
- 基本の流れを知っておくこと
- 目安の金額を把握しておくこと
- 完璧を目指さなくていいと知ること
これだけで、気持ちはかなりラクになると思います。
チップは義務というより、
「ありがとう」を形にするコミュニケーションのひとつ
うまく書けなかったり、少なかったかも…と感じても、
それだけで大きなトラブルになることはほとんどありません。
初めての海外旅行でも、移住したばかりでも、少しずつ慣れていけば大丈夫です!
この記事が、アメリカ(ハワイ)での食事やサービスを安心して楽しむためのヒントになれば嬉しいです!
それでは皆さま素敵な1日を!また次の記事でお会いしましょう!
Mahalo nui loa ! A hui hou !


